視力回復手術を受けることのできる条件
最近メガネやコンタクトの煩わしさから逃れるために、レーシックなどの視力回復手術を受ける人がたくさんいます。手術としての難易度が高くないため、成功率はかなり高く問題が発生する事例はほとんど無いと言って良い状況です。
しかしその安全性を担保するためには裏でさまざまな安全策が取られています。そもそも問題を起こしやすい症状を持つ人はレーシックなどの対象外としている場合が多いので事前に確認が必要です。
具体的には、白内障、緑内障、円錐角膜、網膜疾患、眼ヘルペス、アレルギー性結膜炎、ドライアイなどが手術の対象外となっています。
白内障などの大きな病気はともかく、アレルギー性結膜炎やドライアイは患っている人も多いでしょうから、先に専門医に相談する必要があります。
基本的には手術中に病態が悪化しやすいウィルス性の病気を持っている場合はほとんど手術の対象外になります。
また多くの人が患うドライアイも、手術中のリスクが上がるのみならず、術後の経過に影響を及ぼしたり、そもそもレーシックの副作用としてドライアイがあります。
手術の結果生じたドライアイなのか元々のものなのかわかりづらく、どちらなのかによっては責任問題になりますので、事前にトラブルを回避するという意味合いもあるようです。